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第302飛行隊、百里から三沢へ移動記念式典実施
F-4での約46年の歴史に幕、F-35Aで新たな歴史作る
航空自衛隊百里基地は3月2日、第302飛行隊移動記念式典を行った。第302飛行隊は今後三沢基地へ移転し、F-4EJ改戦闘機からF-35A戦闘機への機種更新を行う計画となっている。2019年3月現在、三沢には臨時F-35A飛行隊があるが、この部隊が第302飛行隊となる形で、百里の第302飛行隊の要員等は3月下旬に完全移転する予定とのことだ。
当日は歴代の第302飛行隊隊長をはじめとする関係者等招待者が多数見守るなか、白と黒の特別塗装機2機が記念の展示飛行を行った。また式典後には関係者等招待者一同で記念撮影を行い、F-4EJ改戦闘機を囲みながら各々会話に花を咲かせていた。
ちなみに第302飛行隊移転後の百里には、三沢のF-2戦闘機を装備する第3飛行隊が移転してくる予定だ。具体的な時期について、防衛省では2020年度中を計画してるものの、百里基地広報は「格納庫を含めた施設の改修後になるため、今のところ不明」と話す。
千歳から那覇まで、昭和から平成を駆け抜けた
栄光と伝統、精神を新生第302飛行隊は受け継ぐ
※写真=第302飛行隊は百里基地から三沢基地へ移動しF-35Aに機種更新する。この飛行隊マークを付けたF-4のフライトも見納めとなる
※写真=展示飛行のため待機中のF-4EJ改戦闘機、白と黒の2機が本番用で、通常塗装の1機は予備となっている
※写真=展示飛行を終えたF-4EJ改戦闘機に整備員が駆け寄る
※写真=45年以上日本の空を守り続けたF-4戦闘機も後1年程で引退することになる
※写真=式辞が行う第302飛行隊隊長の中村智成2等空佐(左)と答辞を行う第7航空団司令佐川詳二空将補(右)
※写真=祝辞を述べる航空懇話会の堀文夫会長(左)と第10代第302飛行隊隊長の藤井均氏(右)
※写真=第302飛行隊旗を三沢の臨時臨時F-35A飛行隊に引き継ぐ
※写真=式典には第302飛行隊の歴代隊長も出席
※写真=関係者等招待者で記念撮影、この後各位F-4戦闘機を囲み各々思い出話等に花を咲かせていた