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2019.08.19

ウイングトラベル

新千歳線就航「マニラの発着枠確保でき次第実現へ」

セブ・パシフィック航空、日本事業一層強化

 セブ・パシフィック航空(CEB)のキャンディス・イヨグ副社長(マーケティング・販売担当)と松本知彦日本支社長は成田−クラーク線の就航記念式典で本紙などとの取材に応じ、以前から意欲を示していたマニラ−新千歳線の就航について、マニラ国際空港の発着枠が確保でき次第就航に向けた準備に取りかかることを明らかにした。また、日本路線については「すべての路線で搭乗率85%以上を実現していく」と強調。新路線のクラーク線についても、留学目的の学生や法人向けの営業に力を入れていき、レジャー以外の新たな需要層の取り込みを実現することで、目標実現につなげていく方針だ。
 セブ・パシフィック航空は2008年に関西−マニラ線を就航し日本市場に参入。現在は成田、関西、中部、福岡の4空港から計42便を運航。これに加えて8月9日から成田−クラーク線を週4便で運航開始した。
 イヨグ副社長は日本市場について「昨年5月に日本支社を設立し、松本支社長を中心にさまざまな取り組みを展開している。日本での認知度向上へ独自のマスコットキャラクターを投入したほか、コンビニエンスストアとコラボした企画も行ってきた。また、認知度の向上と同時に路線ネットワークの開拓についても検討を行っている」と述べた。

 

 日本路線「搭乗率85%以上が目標」
 クラーク線就航で教育旅行、法人需要開拓へ
■成田−クラーク線就航記念式典を開催
 成田3路線目、週4便で運航

 
※写真=成田ークラーク線就航記念式典で記念撮影を行う関係者。写真左からフィリピン観光省のニール・P・バレステロス東京支局長、成田国際空港の田村明比古社長、セブ・パシフィック航空の松本知彦日本支社長、キャンディス・イヨグ副社長、駐日フィリピン大使館のホセ・カスティリョ・ラウレル5世大使、国土交通省東京航空局成田空港事務所の石井靖男成田国際空港長

 

※写真=歓迎放水で迎えられたセブ・パシフィック航空の機材