ウイングトラベル
★全日本シティホテル連盟、8月客室利用率32.7%
Go Toトラベル一定の効果もイベント中止響く
全日本シティホテル連盟が発表した会員ホテルの8月の全国平均客室利用率は前年同月比52.7ポイント減の32.7%となった。地方により異なるがGo Toトラベルキャンペーンによるファミリーの増加やビジネス客の伸びはあったものの、新型コロナウイルスの影響によるスポーツ大会の中止やイベントの中止が依然として続いていることもあり、予約全体が少ない状態となっている。また、直前の予約が多いため、単価を上げにくく、営業全体に苦戦の様子が見られるとしている。
地域別の客室利用率を見ると、すべての地域が前年を大きく下回っている。減少幅が最も小さかったのは北海道で34.0ポイント減の59.2%となった。逆に最も減少幅が大きかったのは中国地方で57.3ポイント減の18.1%となった。