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2020.09.17

ウイングトラベル

★菅総理、Go Toトラベルを「躊躇なく」推進

 地方創生へ決意、切り札はインバウンド

 第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉総理は9月16日の就任会見で、「今、取り組むべき最優先の課題は新型コロナウイルス対策。欧米諸国のような爆発的な感染拡大は絶対阻止し、国民の命と健康を守り抜く。その上で、社会経済活動との両立をめざす」として、コロナ対策と経済再生を第一に掲げた。その一環で、「Go Toキャンペーンなどを通じて感染対策をしっかり講じることを前提に、観光、飲食、イベント、商店街など、ダメージを受けた方々を支援をしていく。Go Toトラベルについては7月のスタート以来、延べ1300万人が利用したが、Go Toの利用者の感染者は10名にとどまっている。今後も躊躇なく対策を講じていきたい」との方針を示した。
 地方創生に関しては、「一貫して地方を大切にしたい、日本の全ての地方を元気にしたいとの気持ちが脈々と流れている」と強い思いを示し、昨年27年ぶりに地価が上昇に転じたことは「地方創生の切り札である外国人観光客、いわゆるインバウンドが効果を見た」とその成果を強調した。

 

※写真=第99代内閣総理大臣に就任し会見に臨む菅義偉総理(首相官邸ホームページより)