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豪航空機が9月下旬から北朝鮮の瀬取り監視へ
豪機の監視は7度目、嘉手納ベースに約1ヵ月間実施
防衛省は9月17日、国連安保理決議で禁止される北朝鮮籍船舶の瀬取りなど、違法な海上活動を監視するため、オーストラリア航空機の監視が9月下旬から10月下旬まで実施されると発表した。国連軍地位協定に基づき、在日米軍嘉手納飛行場をベースとする。豪州軍機による警戒監視活動は、2018年の開始から数えてこれで7度目となる。
防衛省・自衛隊では、北朝鮮の全大量破壊壁およびあらゆる射程の弾道ミサイルについて、完全、検証可能、不可逆的な廃棄の実現に向けて、関係各国による監視の実施を歓迎する。海上自衛隊でも違反の疑いのある船舶情報を収集していて、それら情報交換など、関係国と緊密に連携していく姿勢を示した。
※写真=9月下旬から、北朝鮮の瀬取りなど監視活動を行うオーストラリア軍P-8哨戒機(提供:防衛省/出典:豪国防省)