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航空局、国内線着陸料を8月分から45%減免
重量割廃止、路線維持へ旅客数に応じて算定
国土交通省航空局は航空会社が国内航空路線を維持するために、今年度下期分(8月から来年2月)の国内線の国内空港着陸料を平均45%引下げることを決定するとともに、これを契機に、着陸料の算定方式を旅客数に応じたものに変更する。
現行の着陸料は重量割67%、騒音割23%、旅客割10%だが、見直し後は旅客割77%、騒音割23%とし、旅客数に応じて着陸料を配分し、重量制は廃止する。
これにより、国内線着陸料は羽田、伊丹、福岡、新千歳が現行から50%減免されるなど、全体では45%の減免となる。また、国内線停留料も一律45%減免とする。
新型コロナウイルス感染拡大で、過去に例のない規模で航空需要の大幅な減少が続いていることから、経済活動や国民生活を支える航空路線の維持を図るためとしている。
※航空局が国内線着陸料と停留料を減免