WING
新型エンジンを搭載した重近代化Tu-160Mが初飛行
NK-32-02を搭載して高度6000メートルを2時間20分飛行
統一航空機製造会社(UAC)は11月3日(ロシア現地時間)、新型エンジンNK-32-02を搭載した重近代化改修型Tu-160M戦略爆撃機の初飛行を、カザン航空機工場の飛行場で実施したと発表した。
初飛行では、高度6000メートルを2時間20分飛行し、更新した航空機システムやアビオニクスをはじめ、新型エンジンであるNK-32-02などのチェックを実施し、システムや搭載機器は問題なく作動したとのこと。
ちなみに、UACは今年2月2日にTu-160Mのプロトタイプが初飛行したと発表していたところ。UACは、2月2日に初飛行した機体のことをTu-160Mのファーストプロトタイプと表現しており、NK-32-02エンジンの搭載をTu-160Mの重近代化改修に組み込む可能性がある。
※写真=新型エンジンNK-32-02を搭載した重近代化改修型Tu-160M戦略爆撃機が初飛行した(提供:UAC)