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JAXA・鹿島、月面での建設機械遠隔操作目指し実証成功
1000km離れた場所から振動ローラーを遠隔操作・自動運転
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と鹿島建設は5月18日、月面における建設機械の遠隔操作・自動運転技術の確立を目指した共同研究を展開していることを発表した。同日開催したオンライン記者会見のなかで両者は、今年3月には種子島宇宙センター衛星系エリアに新たに敷設する道路の整備工事において、JAXAの相模原キャンパス(神奈川県相模原市)から建設機械を遠隔操縦し、さらに機械に指令を送って自動運転で作業を実施したことを明かした。実証では、高い精度で施工することが可能なことを確認したという。
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