ウイングトラベル
★ANA、IATAトラベルアプリの実証実験をスタート
大規模展開向け商業・技術面の課題洗い出し
全日空(ANA)は5月24日、国際航空運送協会(IATA)が開発したデジタル証明書アプリ「IATAトラベルパス」の実証実験を開始した。「IATAトラベルパス」は渡航者が自ら渡航要件を満たしているのかを確認・認証することができるデジタルソリューションで、新型コロナ陰性証明のほか、将来的にはワクチン接種証明をアプリで管理し、航空会社や政府機関といった関係者と共有することができるようにする。今回の実証実験はANAが運航する羽田−ニューヨーク、羽田−ホノルル線が対象。5月24日〜6月6日までの一部日程を計画しており、ANAは実証実験を通じて「IATAトラベルパス」に関連したオペレーション上の一連のフローが問題なく機能することのほか、近い将来に計画する大規模展開に向けた商業面、技術面での課題の洗い出し、さらには実証実験参加者の意見抽出・反映などを目指す。
ANA、政府と協力して早期実用化に貢献
IATAアプリとコモンパス双方に対応
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