記事検索はこちらで→
2021.06.03

ウイングトラベル

★2020年のビザ発給統計、86.5%減の112万件

 中国人観光客が5割、ビザ免除停止で韓国増加

 外務省がまとめた2020年(1〜12月)の全在外公館でのビザ発給数は、前年比86.5%減の111万8025件と大幅に減少した。過去に年間111万件を下回ったのは1981年のことで、約40年前のレベルまでビザ発給件数は落ち込んだ。新型コロナウイルスの拡大を受けた水際対策強化で、ビザ発給が大幅に制限されたことが響いた。全体の約112万件のうち、約半数を占める約56万件が中国人観光客に対するビザ発給だった。また、コロナ禍で短期滞在のビザ免除措置は停止されており、それを受けて韓国でのビザ発給数が増えるなど、コロナ禍ならではの動きも出ている。
 ビザ発給件数を国・地域別にみると、中国は89.9%減の66万2437件、ベトナムは65.3%減の11万9477件、フィリピンは76.7%減の10万875件、

お試し価格で全文配信中です