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ボーイング、KC‐46航空灯火問題端緒は「米空軍向け過小見積り」
1000万ドル分はパンデミック影響でスペア価格高騰が影響
ボーイングは日本向けのKC-46タンカーに搭載されるハネウェル製のナビゲーションライトについて、ブルームバーグおよびディフェンスニュースが6月8日(日本時間)付で、日本政府に過剰な価格を請求したと報じた問題で、ボーイングは米空軍向けのロット4~5のスペア契約において、「代金を誤って少なく見積もって提出してしまったために発生した」と説明。ボーイングは後に誤りを把握したものの、米空軍向けの見積りは自分たちのミスだとして、過小評価した見積り価格を受け入れることにした。その後のロット契約ではナビゲーションライトの価格を適正価格に修正。結果的に、価格が急激に上昇したようなかたちとなってしまったという。
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