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2021.06.17

ウイングトラベル

★5月訪日外客数1万900人、19年比99.6%減

 ワクチン接種で隔離免除、陰性証明不要に

 日本政府観光局(JNTO)が発表した5月の訪日外客数は2019年同月比99.6%減の1万人とコロナ禍の水際対策強化により消失状況が続いている。1-5月の訪日外客数は19年比99.4%減の8万7100人だった。観光目的の入国は継続して認められていない。
 変異株の感染拡大防止や国内での感染抑止のため、新規入国の一時停止、ビジネストラック・レジデンストラックの運用停止、検疫の強化等の措置が引き続き取られている。
 ただ、一部の国では、ワクチン接種の普及等を受けて、ワクチン証明があれば入国後の隔離免除、ワクチン接種完了者には陰性証明の提出を不要とするなど制限緩和が動き出している。
 JNTOでは、感染状況の変化とともに各国の出入国規制や市場動向を引き続き注視していく必要があるとしている。

 

※写真=一部の国では入国時のワクチン接種証明書で隔離免除、陰性証明不要の動きが始まった(出典:IATA)

 

■5月の出国日本人、19年比97.9%減 3万100人

 日本政府観光局(JNTO)が発表した5月の出国日本人数は2019年同月比97.9%減、20年同月比442・4%増の3万100人となった。新型コロナウイルス感染症が急激に拡大した昨年5月と比べると数値は少ないものの大幅に増加したが、コロナ前の19年比では依然として消失状態が続いている。

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