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2021.06.17

WING

JAXA、国内産業界と超音速機協議会立ち上げ

国際共同開発で存在感確保、技術ロードマップ策定へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月16日、日本航空機開発協会(JADC)、日本航空宇宙工業会(SJAC)、三菱重工業(MHI)、川崎重工業(KHI)、SUBARU(SUBARU)、そしてIHIとの間で、去る3月31日に超音速機技術の研究開発に関する協定を締結したことを発表した。あらたな超音速旅客機開発が米国のベンチャー企業を中心に盛り上がりをみせる一方、大手航空機メーカー等も新たな超音速旅客機開発を視野に入れている。2030年頃には新たな超音速旅客機の国際共同開発体制が組まれることが予想され、日本としても国際共同開発で存在感を発揮するべく、国際共同開発に向けた協力体制を実現するための活動を協議する「JSR(Japan Supersonic Research)協議会」を立ち上げることを決めた。

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