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2021.06.23

WING

文科省、将来宇宙輸送システム実現ロードマップ中間とりまとめ

遅くとも2040年代前半までに抜本的低コスト化へ

 文部科学省は、2040年代前半に打ち上げることを目指した高頻度宇宙往還飛行システム開発を含めた「革新的将来宇宙輸送システム実現に向けたロードマップ」の中間とりまとめを行なった。既報の通り(WING DAILY2021年4月15日号)、文部科学省は高速2地点間輸送(P2P)市場などの取り込みを狙った高頻度往還飛行型宇宙輸送システムの研究開発に乗り出す方針を固めたほか、2030年頃にはH3に続く基幹ロケット発展型を打ち上げることなどを目指している。今回公表したロードマップでは、これまで同省が検討を進めてきた抜本的な低コスト宇宙輸送システムに関する検討の中身を中間とりまとめしたかたちだ。

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