記事検索はこちらで→
2021.08.17

ウイングトラベル

★7月の出国日本人数、半年ぶりに4万人台回復

 外国人入国者数は約6万人、オリパラで往来増

 法務省の出入国管理統計によると、7月の出国日本人数は19年同月比97.4%減の4万3200人となり、今年1月以来6ヶ月ぶりに4万人台の出国者数を回復した。また、7月の外国人入国者数は同比97.9%減の5万9500人となり、同じく6ヶ月ぶりに5万人台を回復した。今年3月以降は変異株の流行を受けた水際対策の一環で、入国者総数を1日平均2000人に抑制する措置が取られており、その影響で出国日本人数はほぼ月3万人、外国人入国者数はほぼ月1万7000人台に抑制されてきた。そうした中、7月は東京オリンピック・パラリンピックが開幕し、選手や大会関係者を中心に出入国数が増えたことで、1日平均2000人を超える行き来があったことがわかる。

 東京オリパラの開催を契機とした国際往来再開への期待もあるものの、ここにきて新型コロナウイルスの感染第五波は大きなうねりとなっており、先行きは一層見通せない状況ともなっている。世界的に見れば、ワクチン接種に伴う集団免疫の獲得などを背景に、ワクチンパスポートやPCR陰性証明の提示などにより出入国時の隔離期間の免除・短縮を行う方向にある。

お試し価格で公開中です