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2018.09.07

WING

情報収集衛星光学4号機が運用終了

概算要求増額で衛星10機体制に向け開発加速
 
 内閣衛星情報センターは先頃、情報収集衛星光学4号機の電源系異常の復旧の可能性がないとして8月8日に運用を終了したこと明らかにした。運用衛星の減少も踏まえ、同センターでは、現下の厳しい安全保障環境の中で、質、量両面での情報収集機能の強化が求められていることから、確実に衛星10機体制を確立するため、2019年度概算要求で優先課題推進枠を活用した予算の197億円の増額により情報収集衛星の研究開発を進めて行くとしている。
 光学4号機は平成23(2011)年9月23日に打上げられ、設計寿命5年を超えて6年10ヵ月運用されて来た。電源系の異常が発生し、その復旧を試みていたが、復旧の可能性はないと判断されたことから、運用軌道から外すなどの所要の措置を行ったという。