米空軍テストパイロット学校、変革をスタート

　大国間競争に適応、新たな戦略計画導入

　米空軍はカリフォルニア州エドワーズ空軍基地にある空軍テストパイロットスクールが創立80周年を迎えることにあたり、大規模な変革を進めていることを明らかにした。大国間競争の時代に適応するべく、カリキュラムの近代化を図ると共に、スタッフの育成能力、研究能力を拡大する新たな戦略計画を導入した。
この戦略計画はテストフライトのパイオニアであるジミー・ドリトル中将にインスパイアされたものとのこと。同校の使命を空軍テストセンターのより広範な目標と一致させる包括的なロードマップの概要を示したものとのことで、各分野の専門家であることのみならず、批判的思考を持ち、革新者でもあるテストリーダーを育成することを目指す。

※写真＝エドワーズ空軍基地にある米空軍テストパイロットスクール（提供：米空軍）