★香港政観理事長、コロナ禍経て「香港の強みを再提案」

　芸術・ウェルネスなど新素材訴求、イベント投資も強化

　香港政府観光局（HKTB）のデーン・チェン理事長がこのほど本紙とのインタビューに応じ、コロナ禍を経て旅行者の行動形態が変化していく中で「改めて香港の強みや他のデスティネーションとの違いをしっかりと打ち出していく取り組みに注力していく」考えを示した。文化やウェルネスといった新たな観光素材をアピールするしていくほか、大型イベントへの投資にも一段と力を入れていく。さらに周辺地域と一体化した誘客策にも取り組んでいく考えを示した。また、日本市場に対しては、旅行会社のツアー造成に対する支援も積極的に行っていく考えを示すとともに、クルーズや教育旅行といった分野の開拓にも高い関心を寄せた。

　1日で多様な体験ができる利便性をアピール
　グレーターベイエリア一体となった誘致推進