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H3ロケット4号機、種子島から打ち上げ成功
Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」搭載
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月4日15時48分00秒(日本標準時)に、H3 ロケット4号機を種子島宇宙センターから打ち上げた。
H3ロケット4号機には、Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を搭載。ロケットは当初計画どおりに飛行し、打上げから約29分11秒後に「きらめき3号」を正常に分離した。
JAXAの山川宏理事長は打ち上げ後の会見で、「当初の打ち上げ予定日から延期・変更したが、万全を期して打ち上げに臨み、本日打ち上げ結果を報告することができたことに安どしている」とコメントするなど、あらためて関係者に謝意を表明した。
また、「JAXAとしては三菱重工業をはじめ、関係企業の皆様と共に、H3ロケットの着実な開発を進め、日本の宇宙輸送システムとしての自立性の維持、国際競争力の確保、また一つ一つ打ち上げ実績を積み重ねることで、信頼を獲得するべく、実直に取り組んでいく」と話した。
※この記事の概要
・きらめき3号、年度内に運用開始へ
3機体制で自衛隊の指揮統制・運用能力拡大に寄与