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2025.01.14

ウイングトラベル

★JAL、11月インバウンド好調で国際旅客16.2%増

国内旅客回復傾向継続、8割台後半の利用率に

 日本航空(JAL)は、11月の輸送実績で国際線旅客数が前年同月比16.2%増の64万1581人で、利用率が85%になったと発表した。好調なインバウンドによって旅客数が前年を上回り、利用率も8割を上回って比較的高い水準となった。国内線はグループ合計の旅客数が4.6%増の324万6448人になり、利用率が85.9%となった。旅客が前年を上回って推移し、利用率は今年度最も高い数となった。

 国際線旅客は、好調なインバウンドによって旅客が増加しており、需要を示すRPKが15.6%増の35億5567万1千人キロ、供給を示すASKが8.6%増の41億8250万3千座席キロになり、供給・需要とも前年を上回って比較的高い利用率となった。方面別では、各方面で前年を上回って推移し、特に中国線では41.8%増の7万1532人と、回復傾向になった。

※写真=国際線・国内線とも旅客が好調に推移した