SDGsやCSRも意識 MICEに欠かせない、ここだけの特別な体験
海の恵みを「もずくそば」で堪能
くんなとぅ(南城市)
沖縄そばに、もずくを練りこんだユニークな「もずくそば」を提供。つるつるとした食感が特徴だ。奧武島を臨む開放的なテラス席が南国の雰囲気を感じさせる。100名程度の団体も収容可能だ。
もずくは自ら奥武島沖で養殖。毎年2月中旬から5月にかけて70~80トン収穫する。「きれいな海で、潮の満ち引きがはっきりして流れが強くないところが条件」(嶺井伸也店長/写真)とのことで、環境保護の大切さを知ることができる。
「くんなとぅ」facebookページ
着付けや三線で琉球文化を体感
ぐらんま(糸満市)
海人(うみんちゅ/漁師)の古民家で、琉装の着付けや三線を体験できる。色鮮やかな紅型の衣装は実に華やか。三線は、独自の楽譜「工工四(くんくんしー)」を見ながら弾き方を習う。楽譜は理解しやすいが、実際に指を動かしながら弾くには慣れが必要。思わずのめりこんでしまう。
8名程度の小グループ対応で、古民家で地元の食材を使った伝統的な琉球料理を味わうことも可能。糸満生まれの工芸品である琉球漆器で提供(写真)。料理体験のアレンジにも対応する。
自分の好みにできる泡盛のブレンド体験
まさひろ酒造(糸満市)
数々の受賞歴を誇る老舗酒造での泡盛のブレンド体験。4つのタイプの原酒から自分の好みの割合でカスタマイズできる。スポイトを使ってまずは原酒を少量でブレンドし、比率を決める。何度もやると酔ってしまうので注意。好みの割合が決まったら、2合瓶(360ml)2本をお土産に持ち帰ることができる。一度に12名まで対応。工場見学や泡盛の作り方や歴史などが分かる展示もある。
サンゴ苗づくりと環境学習、海ぶどうの摘み取り体験も
沖電開発(浦添市)
サンゴ苗づくりは、株分けしたサンゴを台座に固定する体験(写真/要予約/受け入れ人数は要相談)。台座は、施設で本固定し約半年畜養した後、スタッフが海へ植え付ける。サンゴや海に関する学習会も行っており、SDGsやCSRの観点から教育旅行や企業の研修等にも最適だ。
さらに地元漁協による養殖海ぶどうの摘み取り体験も可能(要予約/受け入れ人数は要相談)。塩蔵の海ぶどうとは違うプチプチ食感が新鮮な海ぶどうの証だ。
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