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2024.06.03

西オーストラリアが今選ばれている理由【西オーストラリア州 ①】

探究学習など新プロダクト充実で学習効果さらにアップ

観光人材育成や「サウスウェスト」地区強化など新企画続々

 

 日本から西オーストラリア州への教育旅行のプロフェッショナルであるゴールドエデュケーショナルツアーズ(ゴールド社)。そのゴールド社では現在、新たに西オーストラリア州を選ぶ学校が増加、予約状況も過去最高だった2019年に迫る勢いとなっている。この背景にあるのはパースと西オーストラリア州ならではの有利な環境と、ゴールド社が誇るホストファミリーの数と質、そして日本市場における深い知見。探究学習のトレンドも追い風として更なる成長が期待される西オーストラリア州の強みを見てみよう。

 

受入体制充実、負担減で差別化も

 

 教育旅行における他国・他州と比べた西オーストラリア州の強みとはなにか。
 まず、他州の多くでは学校訪問などで州政府の教育省を介す必要があるが西オーストラリアでは不要。ゴールド社などオペレーターが間に入ることでスムーズに手続きが進む。加えて「15名ごとにエスコート1名」といった制限もなく、学校と旅行会社にとって負担の少ない環境が整っている。

 また、コロナ禍を経て他国・他州で続いてきたホームステイや学校訪問のプログラムが立ち消え、それに代わって受入体制が整っているパースが浮上している例も。
 人口増に伴って学校数も増えるなど受け皿も拡大し続け、ダイナミックに発展する地域を見せたい、他校と差別化したいといったニーズも大いに追い風となっている。

 

 

ゴールド社のキャパシティも魅力

 

 教育旅行の目玉のホームステイも充実。日本から西オーストラリア州への教育旅行のスペシャリストとして20年の歴史を誇るゴールド社では現在2000家庭と契約。それによりシングルプレイスメント(1家庭に生徒1名)が可能なのもゴールド社の強みで、貴重な機会に生徒一人ひとりが得られるものを最大化したい保護者や学校の思いに確実に応えることができる。

 なお、ゴールド社はホストファミリーについて3段階の審査を経た家庭のみと直接契約することで高い体験品質を確保している。

GOLD社の2024年の予約状況はすでに過去最高だった
2019年の8、9割と好調に推移。新規顧客の獲得も進んでいる

 

探究学習研修の豊富な経験

 

 2022年度から「総合的な探究の時間」が必修科目となってますます注目が高まる探究学習だが、ゴールド社はこのトレンドにも抜かりなく対応している。
 探究学習は「総合的な学習」とも表現されるもので、激しく変化する社会のなかで生徒自らが課題を見つけ、情報の収集や精査、再構築、他者との協働などを通してその課題の解決を目指す総合的な力を身につけようとするものだ。
 これに対して2004年の創業時から「日本の学生の自己成長を促す貴重な経験を作る」ことを事業の根幹に据えているゴールド社では、長年の知見や経験に加えて近年さらに探究学習への対応を強化。英語学習は当然として、生徒の思考力やリーダーシップ、コミュニケーション能力を高めることのできる研修の実現に貢献している。

 

日本市場のためだけの手厚いサポートで高評価

 

 日本市場に特化して事業を展開するゴールド社は、日本の学校や旅行会社の「かゆいところ」に手が届くサービスが自慢。
 24時間365日の現地サポートや100%自社手配による品質管理・緊急対応のほか、専属スタッフによる動画撮影・編集サービス、ホームステイ書類のオンラインフォーム化による学校や旅行会社の負担軽減、プレゼンから事前学習まで各段階でのオンラインサポートや豊富なメディアライブラリも喜ばれている。
 もちろん地域密着型の企業として日系企業では難しい手配力も備える。学校の要望や教育方針を聞き取った上でそれに応じて多様なツアーを企画している。

日本人&日本語話者スタッフも多数所属

 

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