INFINI、恒例の中国セミナー開催

日本乗り入れ中国系航空会社全12社が参加

　インフィニ トラベル インフォメーション（インフィニ）は、恒例の中国セミナーを開催、今年は昨年に引き続きワークショップ方式で、日本に乗り入れる中国系航空会社全12社が参加した。
　セミナー冒頭、インフィニ代表取締役社長の植村公夫氏は、「中国セミナーは、旅行会社の皆さまと、中国系航空会社の皆様の橋渡しとして、2006年より開催している。今年は70社を超える旅行会社の皆様、そして日本に乗り入れる中国系航空会社12社の皆様にご出席頂き、盛大に開催することができた。参加される皆様のビジネス拡大と、日本から中国へのさらなる渡航拡大につながることを祈りたい」と挨拶。
　来賓として出席した中国国家観光局 中国駐東京観光代表処 首席代表の王偉氏は、「日本から中国への渡航者数は、昨年269万人に達し、前年比で0.4％増とわずかながら増加した。一方で中国から日本への渡航者数は、昨年838万人を記録している。中国への渡航者数は、多いときには400万人を超える時代もあったが、これからは段々と回復していくのではないかと期待している。だが、航空便のチケットが取れないという現状がある。そのため、今年はなんとかして航空便の便数を増やすか、チャーターを行うか、提案していきたい」と意欲を見せた。また今後は、南京や杭州、上海など、中国各地から日本でのプロモーションが増える状況について触れ、「中国側からの日本への期待が大きい表れだ」と強調した。

※写真＝（上）左からインフィニ 代表取締役社長 植村公夫氏、中国駐東京観光代表処 首席代表 王偉氏（下）セミナーの様子