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2019.03.08

ウイングトラベル

1月の旅行収支、2割増の2271円の黒字

サービス収支赤字縮小寄与、好調な滑り出し

 財務省が発表した国際収支状況によると、1月の旅行収支は2271億円の黒字となり、前年同月比400億円増、21.4%増となり、1月単月で過去最高、昨年6月以来の2割以上の好調な伸びを示した。
 日本政府観光局(JNTO)によると、1月の訪日外国人旅行者数は前年同月比7.5%増の268万9400人、出国日本人数は2.0%増の145万2200人で、訪日旅行者数は一桁台の伸びにとどまっているものの、旅行収支の黒字幅は高い伸びを示した。
 市場別で、中国からの旅行者数が19.3%増の75万4400人と、6カ月ぶりの2ケタ成長した。観光庁によると、1月からのビザ緩和で個人旅行者が増加し、春節の連休が2月初旬に早まった子で、1月末の旅行需要が高まった。
 昨年に黒字幅が2000億円を超えたのは2月、4〜7月、12月の6カ月で、8〜10月の自然災害の影響を11、12月と回復、1月は引き続き、幸先の良いスタートを切った。

 

※旅行収支の月別推移