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航空業界のアルコール問題、後を絶たず
JALグループやエアアジア・ジャパンでまた
昨年から続く航空業界のアルコール問題が、未だ止まらない。日本航空(JAL)グループは3月7日、去る1月19日にグループ傘下のJALエンジニアリング整備士が、検査に立ち会っていた別のスタッフに対してアルコール検査の身代わりを依頼し、検査をすり抜けていたことを発表した。さらに3月5日にはジェイエア運航乗務員が、乗務前のアルコール検査を実施せずに乗務していたことが明らかになった。また、エアアジア・ジャパンも3月7日、前日の3月6日に、中部-台北線の乗務前アルコール検査で、基準値を超える状態の副操縦士が乗務する事態が発生したことを発表した。
JALエンジニアリングで身代わり検査発覚
第三者に検査委託や管理職複数名で同時検査も
ジェイエア、副操縦士が検査未実施で乗務
アルコールは検出されず
WAJ、副操縦士が基準値超えで乗務
社内にアルコール対策委員会発足