防衛省、各国防幹部とともにTDF、23回目の開催

中、露、韓参加、インド太平洋地域議題に

　防衛省は3月11日から14日まで、都内ホテルで23回目の「東京ディフェンス・フォーラム（TDF）」を開催した。この度の議題は“インド太平洋地域における安全保障課題”および“変動する安全保障課題と展望”で、多様な安全保障課題の認識について各国間で共有するとともに、国防当局間の協力のあり方など、率直な意見交換を行う。
　この度の参加国・団体は、米国や英国など関係強化を推進する欧米や、アジア地域など各国が参加。さらに中国、ロシアほか、レーダー照射問題などで関係が悪化した韓国の国防幹部が参加。参加国・団体の詳細は、オーストラリア、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、カナダ、中国、フィジー、フランス、インド、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ニュージーランド、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、韓国、ロシア、シンガポール、スリランカ、タイ、東ティモール、英国、米国、ベトナム、ASEAN事務局、欧州連合（EU）、赤十字国際委員会（ICRC）