JAL、AI活用した空港旅客サービス案内を試験導入

アクセンチュアと協力、音声認識で情報を表示

　日本航空（JAL）は3月12日、アクセンチュアと協力して人工知能（AI）を活用した空港旅客サービス案内の支援システムを開発し、成田空港と羽田空港の国内線チェックインカウンターで、同日から試験導入すると発表した。3月末まで試験導入を継続し、評価を行った後に、成田・羽田両空港での本格導入を検討していくとのことだ。
　今回試験導入するサービスシステムは、空港スタッフが発言した内容をAIが正確に解釈し、必要な情報を自動でスタッフが持つタブレット端末に表示させることが可能になるというもの。従来、多岐にわたる利用者からの問い合わせに対しては、チェックイン用のパソコン端末や紙の資料を確認して回答する必要があったが、このシステムによって答えを瞬時にタブレット端末に表示できるようになる。