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2019.03.15

ウイングトラベル

海外旅行DI値、6年9カ月ぶりにプラスに

GW10連休効果、国内・訪日もプラス転化

 日本旅行業協会(JATA)がまとめた旅行市場動向調査によると、4-6月期の海外旅行DI値は+8が予測され、2012年7-9月期の+7以来、6年9カ月ぶりにプラスに回復する見通しとなった。1-3月期は-8で、一挙に16ポイント上昇し、ゴールデンウィーク10連休による海外旅行需要の拡大を功を奏している。しかし、翌7−9月期は再び-4とマイナスに転じる見通しで、GW10連休の追い風を継続し、その反動を最小限に留めることが期待される。
 また、4-6月期は国内旅行も+11と1-3月期の-6からプラスに転化、訪日旅行も-4とマイナスに落ち込んだ1-3月期から+7に転じた。
 4-6月期の海外旅行市場は総合旅行会社、大手リテーラー、OTAがDI値+40〜50と大幅に好調とみている。方面では、アジア+17、ハワイ+11と高い一方で、中国-38、韓国-36、オセアニア-19、ミクロネシア-16と低く、偏った傾向が見られる。

 

※図=JATA旅行市場動向見通し(JATA提供)