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2019.03.22

WING

アリアンスペース、ヴェガ14号機を打上げ

イタリアの地球観測衛星PRISMAを搭載

 アリアンスペースは3月21日午後10時50分35秒(日本時間3月22日午前10時50分35秒)、イタリアの地球観測衛星PRISMAを、ヴェガロケット14号機により仏領ギアナ宇宙センターより打上げた。
 PRISMAはイタリア宇宙機関(ASI)の衛星で、システム全体の開発製造をOHBイタリア社に、観測装置の製造をレオナルド社にそれぞれ発注した。
 同衛星は太陽同期軌道に打上げられ、ハイパースペクトルセンサーと中解像度パンクロマチックカメラを併用する革新的な電子光学機器を搭載し、イタリアと地球全域の地表面を観測し、環境モニタリング、資源管理、農作物の同定、分類、環境汚染対策などにに利用可能となっている。

 

※写真=夜間の打上げとなったヴェガ14号機の離昇(提供:アリアンスペース)