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2019.03.25

ウイングトラベル

南アフリカ観光局、業界関係者と交流会開催

日本人訪問者順調に増加、今後も需要喚起

 南アフリカ観光局は、旅行業界関係者への日頃の支援への感謝の意を示す交流会「Get Together Gathering」を都内レストランで開催した。昨年7月に同観光局アジア太平洋地区ハブヘッドに就任したマンスール・モハメッド氏は、「2015年〜18年の4年間で、日本から南アフリカへの訪問者は37%増、現地での消費金額も17%増と順調に推移している」と強調し、これまでの関係者の協力に感謝した。
 南アフリカ観光局では、昨年12月から今年3月にかけて、約1億2000万円の予算を投入し、BSや地上波でCMを放映しているほか、今年1月からは南アフリカの代表的な観光地「ケープタウン」と、旅行者に人気の高い「サファリ」を軸として、東京メトロと首都圏のJR駅構内にて交通広告を実施している。

 

 ケープタウンのクーポンブック、旅行会社に配布

 モハメッド氏は、実際に日本人が南アフリカを訪れた際に、現地で快適に過ごすことができるように受入体制を整えていくとし、その取組の一つとして、ケープタウン最大のショッピングモール「V&Aウォーターフロント」でのショッピングが割引になるクーポンブックを作成した。
 これは、約50件のレストランやショップで、割引ディスカウントが受けられるもので、このクーポンブックを旅行会社に配布し、旅行会社の商品を購入して実際に南アフリカに旅行する人への付加価値として活用できることを紹介した

 

※写真=左から、JTBグローバル事業本部国際部長、南アフリカ観光大使の古澤徹氏、同観光局アジア太平洋地区ハブヘッドのマンスール・モハメッド氏、日本橋トラベラーズクラブ社長、JOTC中近東アフリカ部会長の西山徹氏、南アフリカ大使館駐日全権公使のロイス・B・クズワヨ氏