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2019.03.29

WING

Satair、ANAとA380対象にIMSソリューション

A380の全消耗部品対象にサービス提供
 
 エアバスの子会社であるSatairが3月27日、全日空(ANA)と統合部品管理(IMS)ソリューションをA380にも拡大適用する契約を交わしたことを発表した。SatairとANAとは、これまでにA320ファミリー(A320ceo/neo、A321ceo/neo)向けに、複数年のサービス契約を締結済みで、A380に適用を拡大したかたちだ。
 ANAはSatairのIMSサービスを、2017年12月から開始しており、A320/A321用に膨大な点数のパーツに関する計画立案から調達、購買、物流、在庫管理を行っている。今回の契約によって、ANAが必要とするA380の全ての消耗部品が対象となるとのことで、ANAは3機しか保有しないA380の低コスト運航体制の構築を進めていく方針だ。
 Satairによれば、ANAのA380向けのIMSサービスは、すべてのライン整備およびA整備、そしてC整備を対象とした包括的な消耗部品ソリューションとなるという。