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北「セビョル号」の瀬取りと思しき行為発見
船籍不明の小型船と接舷、補給艦「おうみ」が確認
防衛省はこのほど、北朝鮮船籍タンカー「SAEBYOL(セビョル)号」と船籍不明の小型船舶が接舷している状況で発見したことを発表した。この発見は3月2日。上海南沖約390キロの東シナ海で、海上自衛隊第1海上補給隊の補給艦「おうみ」(佐世保)が確認した。
この2隻の船舶は、夜間に接舷した状態で、照明を点灯してホースを接続していた。そのため日本政府では、国連安保理決議で禁止している“瀬取り”を行っていた疑いが強いとして、今後も引き続き国連安保理決議の実効性を確保していく姿勢を示している。
※写真1=2隻が接舷してホースを接続。瀬取りを行っていたと思われる(提供:防衛省)
※写真2=資産凍結されている北朝鮮のセビョル号(提供:防衛省)