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JTA決算、当期純利益19%増の63億円
増収増益を確保、737NGへ機材更新加速中
日本トランスオーシャン航空(JTA)が4月27日に発表した2018年3月期業績によると、売上高が前年同期比2.1%拡大した411億円となった。新機材導入に伴い減価償却費が増加したものの、整備費の大幅な減少や全社的に取り組んだ費用効率化策の結果、営業費用は2.8%減少した317億円となった。
その結果、利益面では営業利益が22.8%増えた94億円、経常利益は21.3%増加した92億円、当期純利益が19%増加した63億円となり、増収増益を記録した。
大幅な増収増益を達成した理由についてJTAは、「737-800型機への機材更新を進めたことで、1機あたりの提供座席数が20席増加した」ことに加え、各種新サービスを打ち出したことで、旅客数増加に結びつけることに成功したと説明。
※写真=日本トランスオーシャンも18年3月期決算は好決算に。ただ18年度は機材更新を加速することで費用が増加。機材更新で力を蓄える。写真は737-400型機