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SFJ決算、増収確保も生産拡大の費用増で利益減
期初計画は大幅超え、国際線準備で費用増加も
スターフライヤーが4月27日に発表した2018年3月期決算(17年4月1日〜18年3月31日)によれば、売上高が前年同期比9.2%増加した380億9500万円と増収を確保するも、利益面では本業の儲けを示す営業利益が6.2%減少した28億7000万円に減少。経常利益も8.4%減の27億3300万円、当期純利益が2.7%減少した18億7800万円と、それぞれ減益となった。
スターフライヤーは、生産量増加と集客好調により増収となったものの、原油価格上昇、働き方改革、プロモーションなど費用が増加したと説明。前期よりも利益面で下回ったが、期初計画の営業利益は、集客好調、原油・為替などの外的要因が追い風となり、大幅に上回ったという。ちなみに、期初計画と比べると、営業収入は3%、営業利益は43.5%増、経常利益が36.7%、当期純利益で87.9%、計画を上回ることに成功した。