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2019.04.11

ウイングトラベル

SPRING、新中期計画で2021年度の黒字化目指す

機材稼働率など課題は山積みも

 春秋航空日本の新ブランド「SPRING」は、新たな3カ年の中期経営計画(2019年度〜2021年度)を策定した。このなかで同計画期間最終年度となる2021年度の黒字化を目指すほか、同社の強みでもある中国本土とのネットワークを拡大・強化することによって、本邦LCCのなかで旅客数および路線ネットワークなどといった観点において国際線No.1となることを目指す。
 SPRINGの樫原利幸社長は国際線LCCNo.1を目指すことを掲げた理由について、「我が社の強みである中国路線は伸びる余地がある」とコメント。「本邦の他社航空会社では、なかなか中国路線をつくるということはハードルが高い」との認識を示し、「国際線では当社が旅客数を含め、一番を取ることができるポテンシャルを持っているという自負がある」と話した。
 こうした強みを発揮して新中期計画の3カ年期間中に黒字化することを目指すSPRINGにとって、最大の壁は機材稼働率となりそうだ。