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2019.04.11

ウイングトラベル

2021年「海中旅行」へ資金調達2億円超える

オーシャンスパイラル、7月に導入地決定

 2021年に海中旅行を実現するため、SEA BALLOON(海中バルーン)開発を進めるオーシャンスパイラルは、グローウィン・パートナーズが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資による4069万円の資金調達を実施し、累計調達額は2億191万円(資本準備金含む)に達したと発表した。
 オーシャンスパイラルは、次世代リゾート潜水船「SEA BALLOON」を開発し、観光や研究などの「海中旅行」の市場開拓をめざす。
 SEA BALLOONの開発状況は、設計段階の後半で、今年7月に初号機の導入地と事業オペレーターをタヒチ、マレーシア、モルディブなど候補地から選定する。並行して8月にSEA BALLOONの最終設計完了、大型資本調達後の9月に製造開始、2020年中に完成の予定。その後、半年間の運用テストを経て、2021年春に選定した地域で、一般向けサービスの開始を予定している。
 初号機完成後は、SEA BALLOONを量産し、世界各地の海のリゾート地に展開する。2022年からSEA BALLOONを3機運用し、新規エリアでのサービス提供を開始。2023年に日本でのサービス提供を開始し、2025年にSEA BALLOONを18機運用する。総売上は40億円をめざす。

 

※写真=オーシャンスパイラルが開発するSEA BALLOONによる海中旅行