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2019.04.15

ウイングトラベル

カリフォルニア観光局、19年日本人客57.2万人見込む

1.5%増、ロードトリップと食関連プロモ強化

 カリフォルニア観光局は2019年のプロモーションテーマを「California Road Trip RepUblic」として、レンタカーやバスなどを活用して大都市郊外の観光資源を訴求する活動を強化するほか、食関連のプロモーションにも力を入れていく方針を明らかにした。また、ターゲット層としては従来のファミリー層に加え、大学生を始めとした20歳代前半に向けた取り組みを強化。新たな旅行者層の開拓に取り組む。
 これらの活動に力を入れていくことで、今年の日本人訪問客数について前年比1.5%増の57万2460人を目指していく方針だ。
 本紙などとのインタビューに応じたカリフォルニア観光局のタイラー・ゴスネル マーケティングディレクターは「昨年の日本人訪問客数は56万4000人となった。また、消費額は11億ドルを超えている。観光消費額について州全体の経済に大きな影響を与える。それだけに多くの消費をもたらす日本市場については非常に重要視している」と強調した。

 

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※写真=今年のプロモテーマである「ロードトリップ」をユニークに紹介するカリフォルニア州
観光局のタイラー・ゴスネル マーケティングディレクター(写真左)とリンジー・グイン インターナショナルPRマネージャー

 

※写真=「カリフォルニア・ジャパン・セールス&メディアミッション2019」の模様