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2019.04.15

WING

ボーイング、第1四半期の737引渡しは89機

737MAX受取拒否影響か、アパッチ再生産が22機に

 ボーイングはこのほど、2019年第1四半期の民間機、防衛航空機の引渡し実績を発表した。この中で737型機の引渡し機数は89機と前年同期の132機、前年第4四半期の173機を大きく下回り、これはエチオピア航空機の墜落事故により3月の引渡しが停止している状況を反映しているものと見られる。一方、軍用機ではAH-64DをAH-64E仕様に大きく改造する再生産が22機と2018年第1四半期の6機、同第4四半期の11機を大きく上回った。
 民間機全体では149機となったが、737以外の機種は前年第4四半期より微減であった。
 また、KC-46A空中給油機は今期初めて米空軍に引渡しを開始し、7機を納入した。