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MICHELIN Air X、ANAのA380型機タイヤに採用
NZGテクノロジーで高耐久、軽量化図る
日本ミシュランタイヤは4月16日、全日本空輸(ANA)が成田-ハワイ線に導入するA380型機のタイヤに「MICHELIN Air X」が採用されたと発表した。
今回採用された「MICHELIN Air X」は、ニアゼログロース(Near Zero Growth)テクノロジーを採用した航空機用ラジアルタイヤで、窒素ガス充填時や離着陸時の高速走行時のタイヤ寸法の増大を限りなくゼロに近づけて、タイヤの耐久性を高めているとのこと。
同社は、このテクノロジーを用いた「MICHELIN Air X」は、一般的なラジアルタイヤを上回る軽量化により、更なる航空機の燃費改善や、タイヤ交換回数の減少による運航費用、時間も低減するとしている。
※写真=ANAはA380型機に「MICHELIN Air X」を採用した(提供:日本ミシュランタイヤ)