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中国フリゲート、沖-宮間から太平洋進出も引返し
統合幕僚監部は4月15日、宮古島北東沖約120キロの海域で中国海軍のジャンカイII級フリゲート1隻が南東方向へ進んでいたのを確認した。確認したのは、海上自衛隊第5航空群(那覇)のP-3Cと、第8護衛隊の護衛艦「ちょうかい」(佐世保)。現時点で、自衛隊への危険な行為や、領海内の航行などはなかった。
当日14時ごろ、海自のP-3Cと「ちょうかい」が同中国海軍艦艇を確認した。同艦艇は南東方向へ進み、沖縄本島と宮古島間を通過して、一時的に太平洋へ進出したものの、同日に北西方向へ引き返して、東シナ海へ向けて航行したという。この行動の意図は不明だが、何らかの訓練か任務を行っていた模様。
※写真=この度、沖縄-宮古島間から太平洋へ進出し、すぐに引き返した中国海軍ジャンカイII級フリゲート(提供:統合幕僚監部)