記事検索はこちらで→
2019.04.19

ウイングトラベル

台湾観光局、花蓮地震、台湾観光に支障なし

ライフライン、鉄道正常、安心・安全を強調

 台湾観光局・台湾観光協会の鄭憶萍東京事務所長は、4月18日に起きた花蓮県の地震について、「花蓮県政府の発表によると、花蓮駅や空港で一部施設の破損が発生しましたが、それ以外の大きな災害は出ておらず、日本人観光客の被害報告もなく、現在正常と発表されています」とし、台湾観光に全く支障がないことを強調した。
 また、「日本ツアー客の安否に関しては、各オペレーターより観光局へ報告されており、今現在けが人、または日程への影響報告はありません。ご心配を頂いている皆様には、取り急ぎ台北市をはじめ、台湾全土の電気水道等のライフラインも正常供給がなされていることを報告します」と、安全であることを重ねて強調した。
 4月18日に台湾時間13時1分に花蓮沿岸を震源とするマグニチュード6.1、深さ18.8kmの地震が発生した。
 ライフラインの状況は、台湾鉄道、台湾高速鉄道、台北MRTは線路、施設の検査結果、安全を確認後、全線が正常に運行している。
 花蓮エリア道路交通網は一部道路への落石撤去作業を完了し、正常通行を再開。ただし、台8号線及び8臨37線は、地震後の地盤がまだ不安定なことから落石の恐れがあるとし、18日は車の進入を禁止、19日午前中に巡回後安全を確認した後、通行を再開するか判断される模様。