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ロッキード、F-16生産ラインをグリーンビルに移設
今年後半にF-16ブロック70生産を開始へ
ロッキード・マーティンは4月23日、サウスカロライナ州グリーンビルで新たなF-16戦闘機の生産ラインの開設を祝う行事を催した。F-16の治具と設備はテキサス州フォートワースにあったもので、グリ-ンビルの新たに改修されたハンガーに設置された。同社はそこで今年後半からF-16ブロック70の生産を開始する予定だ。
新しく生産されるF-16とF-16V改修型の需要が続いている。バーレーンは2018年6月に最初のF-16ブロック70カスタマーとなり、スロバキアは2018年12月に14機のF-16ブロック70の取得に関するLOAに署名(FMS契約が成立)し、そしてブルガリアが米政府とF-16ブロック70取得について交渉中となっている。更に米国務省は最近、モロッコ向けの25機のF-16ブロック70と既存のF-16のF-16V改修を合わせた売却提案を承認した。
※画像=F-16ブロック70のイメージ図(提供:ロッキード・マーティン)