ウイングトラベル
パラオ政観、JATAや航空会社とセミナー開催
経由地観光と組み合わせた新たな旅程を提案
パラオ政府観光局は旅行業界関係者向けのデスティネーションセミナーを相次いで開催した。4月9日には日本旅行業協会(JATA)とセミナーと商談会を実施した。また、22日にはチャイナ エアライン、インフィニ トラベル インフォメーションとともにセミナーを開催した。セミナーではパラオ観光に関する最新情報を始め、グアム、韓国、台湾経由でのアクセスに関する説明などが行われた。
タヒチ観光を取り巻く最新の状況については両セミナーともパラオ政府観光局の芝村剛日本事務所代表が説明した。
パラオを訪問する日本人旅行者数は2018年で2万2416人となった。昨年5月にデルタ航空(DAL)の成田−コロール線が運休となったことが影響し、一時期からは減少する格好となった。
複合世界遺産や歴史散策ツアーをアピール
環境に配慮した新たな観光政策を展開
また、観光資源の面でも世界で35カ所しかない文化と自然を組み合わせた複合世界遺産にパラオの「ロックアイランド」などが指定されていること。また、2015年に天皇皇后両陛下がペリリュー島を訪問されたのを機に歴史散策ツアーに対する関心が高まっている点もアピールした。
台北、ソウル、グアム経由でアクセス可能
国内地方都市からの送客に注力
アクセス面では、日本からの直行便は現状で存在しないが、グアム、ソウル、台北を経由してパラオに向かうことができる。JATAとのセミナーでは、ユナイテッド航空(UAL)、アシアナ航空(AAR)、チャイナ エアライン(CAL)が説明を行った。
ユナイテッド航空はグアムからパラオへ週6便の航空便を運航。日本との同日乗り継ぎが可能となっている点を紹介した。
アシアナ航空は、仁川空港からパラオへ週2便運航しているほか、夏休み期間中は週4便に増便されることが紹介。日本国内の各地から就航しているソウル線ともスムーズに接続できる点を紹介した。
※写真=セミナーでパラオ観光の最新情報を紹介するパラオ政府観光局の芝村剛日本事務所代表
※写真=JATAと共催で行ったセミナー・商談会の模様
※写真=チャイナ エアライン、インフィニと共催のセミナーの模様