WING
ユナイテッド航空、機体の新デザイン発表
ブランドイメージ刷新、「ブルー」を強調
ユナイテッド航空(UAL)は4月24日、機体のイメージを刷新する新デザインを発表した。新しい機体デザインは、UALの93年間の歴史を引き継ぎながらブランドの進化を表現したもので、同航空を象徴する「ブルー」をさらに強調したものとなった。
オスカー・ムニョスCEOは、「新デザインは、とくに象徴的な地球儀のマークがUALのイメージと価値を強調すると同時に、次に目指すべき顧客サービスの方向性も表している」と述べた。
新デザインでは、ユナイテッド航空を象徴するブルーを大々的に採用。「ラプソディー・ブルー」、「ユナイテッド・ブルー」、「スカイブルー」の3種類のブルーをデザイン全体に施し、伝統を重んじる一方で、現代的なエネルギーも示唆したという。
機体の垂直尾翼には同社の伝統的な地球儀のロゴを残し、グローバルな路線網を表現。3種類のブルーにグラデーションをかけて重ね、ロゴはスカイブルーで目立つように配置。エンジンと主翼翼端もユナイテッド・ブルーで塗装され、787型機の機体デザインに採用しているSwoopとよばれる曲線を、ラプソディー・ブルーで全機材に描かれた。社名はさらに大きく機体に描かれ、機体の下半分はランウェイ・グレー色で塗装された。
※写真=ユナイテッド航空の新デザインの737-800型機