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牧野国交副大臣、航空・観光分野でテロ対策重視
空港や駅で安全性確保、羽田増便に地元理解
国土交通省副大臣に就任した牧野京夫(たかお)氏は4月24日の就任会見で、担務する航空、観光分野について、特に安全性の確保を重視する考えを示した。訪日観光客のみならず、出国者が多く利用する空港については安全性を確保するため「やはりテロ対策は大事」と述べて、空港のほかにも鉄道の駅など、多くの旅行者が集まるインフラでテロ脅威を未然に防ぐ取組みに力を入れる。
さらに、羽田空港の2020年増便にも力を入れて取り組むとした。「大勢の人に来てもらうため、羽田空港で2020年の増便を目指して、空路を変えているところ」だと話した上で、発着経路変更に関する住民説明会に言及。「最終的には関係者の理解を得た上で、オリンピック・パラリンピック前までに増便できるように努力しているところであり、着実に進めていきたい」と説明して、住民からの理解を得ていく姿勢を強調した。
公正な国土交通行政、疑念持たれる発言慎む
※写真=2度目の国交副大臣就任となる牧野京夫氏