JTB、外国人材の採用促進でグルーヴスと提携

採用サイトの活用や人材課題調査などを実施
　
　JTBは人材サービス業を展開するgrooves（グルーヴス）とツーリズム産業における外国人材採用促進に関する業務提携を締結したと発表した。JTBはグルーヴスに資本参加をしているが、今回の提携により関係を強化する。今回の提携では、国内の宿泊施設を始めとしたツーリズム産業における人材不足解消や地域経済の活性化を目指し、高度な外国人材の確保に向けた実証実験などに取り組む。
　国内の観光地における人手不足が深刻な課題となっていることや外国人旅行者数が増加している中で国内のツーリズム産業において、高度な外国人材の積極的な受入や活用が求められている。
　そうした中でJTBは自社が持つ旅行業に関するノウハウを活かし外国人材の効果的な確保を狙い、外国人材に特化した採用プラットフォーム「GRIP ON」を展開しているグルーヴスに着目し、資本業務提携を行うことにしたもの。

※写真＝外国人材の採用促進で協力体制を構築する。写真左はJTBの金子和彦常務取締役、右はgroovesの池見幸浩代表取締役