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エアバス・ヘリ、豪州特殊部隊向けヘリの情報提出
4トン級多用途機にH145Mを提案
エアバス・オーストラリアパシフィック社のアンドリュー・マシューソン専務取締役は先頃、オーストラリア連邦政府の特殊部隊向け4トン級多用途ヘリコプターに関するRFI(情報提供要請)に応え、H145Mの提案を回答したことを明らかにした。
H145Mはエアバスの多用途双発カテゴリーの最先端型機H145の軍用型であり、民生用の既成の機体に軍用スペックの改修を加え、運用実証済みの手頃な価格で低リスクのオーストラリア向けオプションを提案した。
H145プログラムは今日1300機以上が使用され、累計500万飛行時間の飛行実績に基づいている。エアバス・オーストラリアパシフィックは、豪州産業界のパートナー選定を含み、訓練、整備、後方支援、技術活動を用意する提案を提出する意向だ。
※写真=豪州に提案するH145M。武装やセンサが外部に追加されている(提供:エアバス)