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2019.05.08

WING

ハワイアン航空、福岡-ホノルル線就航へ

発着枠確保条件に早ければ11月から週4便運航

 ハワイアン航空(HAL)は5月7日、福岡-ホノルル線を就航する計画を発表した。福岡空港の発着枠の確保や関係当局の承認を条件に早ければ今年11月に週4便で運航していきたい考え。同社は2012年4月から14年6月まで福岡-ホノルル線の運航を行っていた。今年11月の就航が実現すれば、5年5カ月ぶりの運航再開となる。
 福岡-ホノルル線はA330で運航を行う計画。座席数はプレミアムキャビン(ビジネスクラス)18席、エクストラ・コンフォート(プレミアムエコノミークラス)68席、メインキャビン(エコノミークラス)192席の計278席となっている。HALは現在、羽田、成田、関西、札幌の4都市からホノルル線を運航。さらに羽田-コナ線を運航している。福岡線の就航により、同社の日本路線は6路線となる。
 福岡県は九州の総人口約1300万人のうち約4割にあたる500万人が居住しており、一定の市場が存在する。さらに、福岡-ホノルル線を就航していたデルタ航空が5月8日を最後に運休することもあり、九州からのハワイ旅行需要を獲得することができると判断。今回の計画を決定した。

 

※写真=福岡線に投入予定となっているハワイアン航空のA330