ウイングトラベル
JTB、遠隔接客サービスを新宿の店舗で導入
今後首都圏エリアで拡大、待ち時間短縮へ
JTBは遠隔接客サービス「MY TRAVEL Remote Box」を5月7日に東京・新宿の「トラベルゲート新宿店」にオープンしたと発表した。店舗の待ち時間緩和を目的に離れた場所にいるオペレーターを通じて旅行相談をできるようにした。同社は今後首都圏エリアの店舗を中心に遠隔接客のシステムを導入していき、来店者の待ち時間のストレス解消につなげていきたい考え。
トラベルゲート新宿店に導入したMY TRAVEL Remote Boxは大きな電話ボックスのようなプライベート空間を用意。遠隔接客でありながら安心感や居心地の良さを提供する空間を演出した。Box内では離れた場所にいるオペレーターと2つのモニターを通じ旅行相談を行う。1つのモニターでオペレーターと店舗来店者とのコミュニケーションを行い、もう一方のモニターでパンフレットの表示や旅行関連情報の提供、映像の投影などを行う。同じ画面が離れた場所で共有されるため、遠隔接客でありながらも実際の店舗同様の接客を受けることができるとしている。