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2019.05.10

WING

UALの19年第1四半期決算、純利益2.1倍増

営業収入増と効果的なコスト削減が奏功

 ユナイテッド航空(UAL)が発表した2019年第1四半期(1~3月)の決算は営業収入が6.2%増の95億8900万ドル、営業利益が前年同期比88.9%増の4億9500万ドル。純利益が約2.1倍増の2億9200万円となった。収入増に加え、効果的なコスト削減が奏功した。
 旅客総収入は7.1%増の87億2500万ドルとなった。このうち、国際線の旅客収入は5.6%増の33億5800万ドル、搭乗率は1.2ポイント増の78.7%となった。国際線旅客収入の内訳は太平洋路線が6.3%増の13億3100万ドル、中南米路線が4.9%増の11億2100万ドルとなった。
 今回の決算を受けて同社のオスカー・ムニョス最高経営責任者は「顧客サービスへの投資を順調に進めながら、コスト管理についても戦略的な決定を下し、引き続き好調な四半期を終えることができた」と総括した。